ウソつき

先日のこと。

久しぶりにガールズバーへ出陣した自分(^^)

「今、この時期に行くのかよ」って?

逆に客がいなくて安全かな?と(笑)

ほろ酔いで、お店の扉を開けた。

「いらっしゃいませ~~ 何名さまですか~」

「背後霊が見えなかったらボク1人です」

つーか、いるわ、いるわ、お客が(・・;)

お前らさぁ、行くとこねーのかよ、あっ、オレもか?(笑)

必然的にカウンターに案内された。

隣の客は常連ぽいな… つーか、靴汚ねーし。

皆さんにご報告します…
100円ショップで買ってきたような、みみっちいアクリル板がカウンター前に置かれてました(-_-)

飛沫は万全ですよ~ってか?(@_@)

そこに、なかなか可愛い女の子が目の前に現れました。ん? タイプなんだけど(笑)
よかったら、今夜オイラと子作りでもどう? と、心の中で格闘。

「お兄さん、この店初めてですよね?」お兄さんだって。オヤジなのに。まあ、いいでしょう。

「今日で200回目だよ~~」

「絶対ウソだぁ~~~~」また可愛いね、その顔がさあ。3発くらいどうだい?(笑)

「バレた?(笑) お名前は?」

「ビクトリアで~す♪」( ̄▽ ̄;)

名前と顔が全くマッチしていないように思うのはオイラだけだろうか…
つーか、あんた、どう見ても和の顔だし(笑)

アフリカの太った黒人女性から、あたしのこと、「花子」って呼んでねって、言われたようなもんだ(笑)

「じゃあ、ビクちゃん、何か飲む? 何が好きなの?」

「ドンペリ~~~♪」

「ド…ドンペリ?(・・;)」自腹で勝手に飲んでろ。ブス。

「ビビった~~~?(笑) ウーロンハイいただこうかな?」可愛いから許してあげるよ(^^)

その後で、セット料金やら、ドリンクの飲み放題とかの説明を聞いたが、すぐに忘れた。どうせ、多少はぼられるし。
大体にして、値段なんかあってないようなもんだろ?(-_-)

「乾杯~~~♪ お兄さん、福島の人?」なんてボケようか?

「実は、モンゴル人なんだ」さあ、どういう反応かな?

「マジで? でもお兄さん、少しモンゴル人ぽいよね?」そうきたか…(-_-) おい、ふざけんなよ!(*_*;

「福島だよ。モンゴル人って…」

「だってさあ、お兄さんがモンゴル人っていうからさあ(笑)」

モンゴル人で思い出した。

23年前のこと。

自分、東京にいたとき、よく錦糸町に行ってたんだよ。時効だから言うけど、錦糸町にいるコロンビア人の女(たちんぼ)と個人的に契約して白タクやってたの(笑)
当時、少しポルトガル語ができたんだよね。ブラジル人と遊んでいたから。そのコロンビア人と話すようになったの。いつも公園の前で立っていたから。まあ、仲良くなったんだよね。それがきっかけ。あっ、コロンビアはスペイン語だけど、ポルトガル語と姉妹語みたいなもんで分かるんだよ。

ろくでもない女がほとんどだったけど、いろいろと、よくしてもらった女もいたよ(笑)

んで、ある日、暇だったんで、錦糸町にある場末の飲み屋に行ったの。そしたら、そこに朝青龍の妹が働いていたんだよ。
すごく小柄なんだよ。でも日本語はかなり流暢だったよ。

「あたしのお兄さん、お相撲さんなんだ。朝青龍って、知ってるかい?」当時はまだ関脇にもなっていなかったから分からなかったんだよね。

一緒の写真も見せられたけどなんかビンっとこなくてね。でも、つり目でそっくりなの(笑) 本当の話。
んで、なんかしらないけど、その朝青龍の妹にすごく気に入れられちゃって、遊ぼうよって、言われたの。同伴とかじゃなくてね。
でも、あまりにブスだったんで断ったけど、デートして子供なんてできていたら、朝青龍はオイラの親戚になっていたかもしれないよね(笑)

話は戻ります。

「ねっ、ビクちゃんは何の食べ物が好きなの?」つまらない質問だけど、はじめは無難な話から。

「なす♪」想像を越えた回答だし(笑)

「なす?」安上がりな女は大好きだよ~~~(笑)

「あたし、なすがあれば生きていけるかも~~~」ちょっと変わっていると思います( ̄0 ̄;

「じゃあ、今日からオイラはあなたのなすになりま~~~す♪」

「じゃあ、毎日食べちゃうぞ~~~♪」うん。うん。なんか楽しいぞ。

その女の子、最近、なす料理を居酒屋で食べたようで、更科蕎麦に揚げなすが乗った写真をスマホで見せてくれたの。
梅干しのカリカリとネギが綺麗に散りばめられてうまそうだ。
その写真がこれ。ん? つーか、誰と食べたんだ?(-_-)


「ねぇ、誰と行ったの?」彼氏だよ、と正直に言ったら、100万円払うよ~~~

「友達…だよ」はい。100万円損したね(笑) ウソつけ! オイラは知っている。女はだいたいウソつきだ(@_@)

しかも、平気でウソをつく。マジで女はやっかいな動物だ。
しら~と、顔色を変えないでウソをつける動物はメスの人間くらいだろう(笑)

今、この日記を読んでいるあんたもだよ!
(笑)

「ねぇ、彼氏いるの?」いるだろうけどね。

「いないよ…」また平気でウソをついてやがる(笑) メスめ。

「休みはいつ?」かまってあげるから。

「ああっ、休みないんだよね。日中も働いてるし、同伴ならできるかも~~~(笑)」可愛いけど、一回、死ね!

「忙しいんだ?」

「まあ、昼間は寝てるけどね」はあ?(*_*;

「最近太ってさぁ、」話が矛盾しているんですけど…

「どのくらい太ったの?」

「2週間で4キロ!」絶対ウソだし(笑)

「ずっと忙しくてさぁ、コンビニのバームクーヘンばっかり食べてるんだよね」しっかりちゃんとしたご飯食べましょうね(・・;)

「お兄さん、女いるの?」女と言うよりも、『お兄さん、彼女いるの?』と表現しましょうね。

「いないよ、不細工だし」

「不細工でも、大事なのは心だよ♪」はあ? 不細工は公認済み~~~って、間接的に聞こえましたけど…(-_-)

「ねぇ、お兄さんは、どういう女が好きなの?」せめて、『どういう女性が好きなの?』って、言ってみましょう。

「ん~ん、ビクちゃんみたいな人かな~~~?(^^)」

「絶対ウソだぁ~~~~、絶対みんなに同じこと言ってるよね?」

「うん。そうだね。てか、ビクちゃんはどういう男が好きなの?」

「ん~ん、男らしくて~~、面白くて~~、背が高くて~~、想像力があって~~、いざというときには、あたしを守ってくれる人かなあ~~」おい、おい、目の前にいるんだけど、その理想の男がさあ。気づかないのかい?\(^_^)/

「オイラのこと、タイプでしょ?」いいんだよ。今夜、抱かれたい、と言っても(^^)

「ちょっと…違うかな~~(笑)」そうかい。そうかい(-_-) だろうね、だろうね。

その後、アホは延長しました(-_-)

「ねっ、友達に腹黒い女っている?」

「女はみんな腹黒いよ~~~」でしょうね。でしょうね。

「ビクちゃんは腹黒いの?」肌はすでに、やたら黒いし(-_-)

「教えな~~い(笑)」

「なんで?」

「教えないよ、だってね、腹黒いから…」

「……」メスは恐ろしい……(-_-)

結果、口説けなかった…

「だろうね?」って?

モンゴル人の顔っぽいせいにします。

その後、ビクちゃんとラインの交換をしたんだよね。

で、届いた内容がこれ。

「こないだはありがとう。すごく楽しかったよ。彼女はいないって、言ってたよね? マジ不思議なんだけど(笑) 絶対、彼女いそうだよね? そうだ。そう言えばさぁ、美味しいパスタ屋さんがあるんだよ。来週暇だったら、一緒に行かない?
どう? また楽しい話聞かせてよ。んで、その後、うちのお店で飲もうよ♪」

「……」

行くべきか、行かないべきか、家で『居酒屋で超人気のレモンサワー、樽ハイ倶楽部』を飲みながら、悩んでいる自分がいます(笑)


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