大宮放浪記
先週のこと。
ん~ん、とりあえず、 新幹線に飛び乗り大宮に上陸したことから話そうか(^^♪
そのうち、『線路に飛び降りて、新幹線にひかれて死ね!』と一部の女どもから言われそうだけどね(笑)
それはそうと、以前から気になっていた鉄道博物館に行ってみたんだよ\(^o^)/
大宮から不思議な電車に乗って1駅。
あっ、モノレールね。
安いのか高いのか、わからない入場権を買って、いや、入場券を買って、いってきます、したよ。
振り向けばさあ、家族連ればかりだ。1人で見学している野郎なんてオイラくらいじゃね?(@_@)
と、思いつつも展示されているノスタルジックな電車に興奮したよ!
おおおおお~~~~~~~
『とき』だ!!!
『ひばり』じゃん!!!
『あさかぜ』じゃねーの!!!
見てこれ、かっこよすぎるぜ!!!
SMじゃん、いや、SLじゃん!
『なかよし』こんなのあったっけ?(笑)
小学生の頃、地元の東北本線を走る電車が好きでよく立って見ていたんだよ\(^o^)/
手を振ると、汽笛を鳴らしてくれるのが嬉しかった。
なんかとても懐かしく笑顔がこぼれた。
おっさんが、ニヤニヤって(笑)
んで、鉄道博物館をさまようこと1時間。
ラインの電話が鳴りました。
ラインの相手は去年、新大久保の韓国ガールズバーで知り合ったソミンから。
『オッパ~~~、ゲンキ? トウキョウ、イツクル?』
※オッパ=お兄さん
『今、大宮にいたとこだよ』
『ウソ!!! アタシイマ、オオミヤノチカクニイルヨ、オッパ~~~、ジャ、アタシト、コレカラオサケノモウ!』営業か?(@_@)
『同伴なんかしねーぞ!!! バイバイ、イムニダ~~』
『チガウヨ、プライベート、プライベート、ドウハン、チガウヨ アタシ、キョウ、ヤスミナノ !』
『暇なの? じゃあ、鼻でもほじってなよ(笑)』
『サッキ、ホジッタヨ(笑)』
『ホジリ終わったのかよ(笑)』
『ネッ、イイジャン、ノモウヨ、サミシイヨ』
『あ、そう、じゃ、飲む?』
『ヤッター、トアソ~~~~~~~♪』はい? ト、あっそ?
『ハナノナカ、ボジッタカラ、イイコトヤッテキタネ!』((+_+))
てなわけで、 急遽、不思議な韓国人のソミンと飲むことになったというわけ。
カタカナの方がリアルだけど書きづらいし、読みにくいのでここからは普通に書きます。
んで、指定された某駅前の西口付近の前で待つことに。
そして、時間通りに直立して待っていたら、人混みの中、25メールくらい向こうから、
『しんちゃ~~~~ん、しんちゃ~~~~ん、おーい、しんちゃん~~~~』と大声で叫ぶ声が聞こえてきた(笑)
※マジです(笑)
しかも、日頃使いこんでいるだろうと推測ができるママチャリでの登場だ。
ニコニコしながら、
『しんちゃん、久しぶり!!! ねっ、元気なの? ねっ、てば!』
いきなり、肩を叩かれた(笑)
"パシッ!"
『うん、元気だよ……』肩への張り手は韓国式の挨拶なのか……(笑)
『あれ? しんちゃん、少し太った?(笑)』すぐにバレるんだな……
『ブクブクとね』
『ねっ、どこ行くの?(^.^)』キミと混浴できる場所がいい(笑)
『うん、近くの鮨屋でいいかい? さっき食べログでリサーチしたんだよ』
『えっ……鮨?』その表情はどうしたいんだよ?
『じゃあ、ロッテリアでもいいけど』
『やだ、やだ、鮨がいい(笑)』行きたいなら、もっと表情でわかりやすくしてくれ
んで、歩くこと数分。食べログでリサーチした目的の鮨屋にご来店。
"いらっしゃいませ!!!"
おお、なかなかいいお店じゃん\(^^)/
見栄を張って鮨屋にしたけど、正解じゃね?
カウンター席の真ん中へ強制的に案内された。
今後、当分来れそうもないお店なんで目に焼きつけておこう。
とりあえず、ビールで乾杯♪(^.^)
"ゴク、ゴク、ゴク……"
うめぇ~~~~~~~~~~
食道と胃袋が待ってましたと喜んでいるのがわかる(笑)
はい、一気になくなった。コリアンガールのビールもすでに空っぽだし(笑)
お通しが来るまえにビールのおかわり。至福だ。至福だ。
てか、キョロキョロ見渡すと、品のあるお客様ばっかりだし(・・;)
『ねぇ、しんちゃん、聞いていい?』家を教えてくれってか?(笑)
『鮨って、食べる順番とかあるの? それとさあ、「鮨」と「寿司」の違いってなんなの?』予想ハズレ(笑)
『白身魚から食べるといいかもよ。タンパクな魚からだんだんと脂ののった魚が理想だけど、つーか、好きなの食べなよ。あとの質問は……鮨はなんか高級なお店で、寿司は安いお店のイメージだけど正直よくわからん(笑) ググれ!』
『うん、じゃあ、ウニ!』いきなりかい(笑)
『オイラもウニがいいわ』
んで、ウニを2貫注文した。
それから、メニューを見て目を疑った。
ウニが1貫、2,500円!(゜ロ゜) はい?
老眼鏡をかけて確かめる自分……
あれ? 間違いない……(((((((・・;)
証拠のお品書きだよ(笑)
んで、大将が、
『うちのウニは最高です』と、目の前にウニの宝箱を見せてくれた。
スゲー(/--)/
出てきたウニがこれ。
"へい、おまち、極上ウニです!"
んで、パクり……
う、う、う、旨っ……
ただ、ウニの値段が脳裏をかけっこして、味がよく把握できねーし、(汗)
隣のソミンもニコニコって、幸せそうな顔だ。
あれ? ソミンって、 なかなか可愛い顔しているかも?
本人に『なかなか可愛い顔してんじゃね?』なんて言ったら、調子こくから自分の心の中だけで留めておいた(笑)
『おいしーい』でしょうね。でしょうね。
それから、ノドグロを堪能。
また、旨いのなんのって(/--)/
それから、ソミンが白子を食べたいとチョイス。
『ねっ、ソミン、白子って、なんだかわかる?』
『魚のキン玉!』上品な鮨屋のカウンターの前で、しかも、大声で"キン玉!"って、言うな
『精巣だよ、キン玉じゃないよ』
『精巣って、なに?、精巣ね……翻訳で調べるか』あとからにしてくれ
『精巣を生で食べるのって、たぶん日本人だけだよ。お母さんに精巣(白子)の写真を撮って送るよ、精巣か~~~、しんちゃんも精巣はあるよね?(笑)』カウンターで金玉だの、精巣、精巣言うな……
『……』
そして、ソミンが白子にはまって一言。
『もし、あたしに子供ができたら子供の名前は絶対「シラコ」にするよ(^.^)』はい? (@_@)
あれ? たしかソミンの名字って、朴(ボク)だったよね。
そしたら、ソミンの子供のフルネームは「ボク・シラコ」じゃん……
病院の待合室で呼ばれたら、皆、笑うしかないぞ(笑)
"ボク・シラコさん~~~、お入りください"
福島なら、あだ名は「シラっコ」か「シラっぺ」で内定。
『ボク・シラっコ、愛してるよ♪』と言われても本当に愛されているのか疑問符がつくんじゃね?(((・・;)
話は変わります。
『この赤くて長いやつ、名前わかる?』とソミンにクイズを出してみた(^.^)
『知らないよ、なにこれ? 食べれるの?』
『はじかみだよ』
そしたら、ソミンが大将に、
『大将、これ、はじかみって、言うの?』
『はじかみです』つーか、オイラのこと信用してないようだし……
『はじだけ噛んで食べるからはじかみなの?』想像力が素敵だな
『違うよ』
『はじかみって、誰が最初に名前を付けたの?』誰でもいいし
『知らねーよ』
『ねっ、このグルグル巻かれているのはマムシ? 』鮨屋でマムシ出すかな。ここは中国ではありません
『鰻だよ』
『鰻の精巣は食べれるの?』精巣中毒か?(・・;)
『あのさあ、しんちゃんは彼女いないの?』お前も話が飛ぶな……
『ずっといないし……』
『じゃあ、あたし、しんちゃんの女になってあげるよ!』上から目線だな……
『はい?』
『今から彼女ね。尽くしてね。いろいろあたしに買ってね』はい、喜んで!って、なりません
『あの……それを日本語で「彼女」ではなく、「金づる」と言うんだよ……』
『しんちゃん、韓国ではお金がないと彼女なんてできないよ』それは世界共通です……
『ソミンは結婚しないの?』
『興味ないよ。結婚もしたことないよ。いつか子供は欲しいね』独り暮らしだもんね……
『そっか……』
『あっ、あたしの知り合いの友だち、しんちゃんに紹介しようか? スゴくいい人よ。48歳で独身だし、いいんじゃない?』はい? 今度は友だちを紹介するってか?
(/--)/
『だいたいにして、48歳で独身女でいい人なんかいるかよ(゜ロ゜)』
『そうだね、確かに、ハハハ』おい!
途中、得意の物まねをソミンに披露したら、韓国人なのに全て当てた。
まあ、オイラの物まねが、かなりうまいということで(笑)
福山雅治の物まねが好評だったかな?
『つーか、ソミンって、何歳なの?』
『25歳だよ』ん~ん、どう見ても33歳に見えます。
『しんちゃんは何歳?』
『51歳だよ』
『見えないね』
『もしかして、61歳に見えたとか?』
『……』何か言えよ!
『ところで、ソミンの趣味はなんなの?』
『日本酒!』それは本当だろうね(笑)
なんでも、休みの日は1人でお昼から日本酒を飲んでいるらしい(笑)
んで、早速二人で日本酒を注文した。
たしかにグビグビ飲んでるし(笑)
途中、大トロも注文したよ。
普段は、かっぱ寿司とか、くら寿司で食べているのに、こんな極上の大トロなんか食べたら、明日から不安になるわ……
Σ( ̄□ ̄;)
んで、鮨屋の閉店の時間が迫ってきたところで、ソミンが知り合いのゲイのお店に行きたいと言ってきた。
ゲイ……
オイラには縁のない世界だが、せっかくなので行くことにした。
歩いてすぐ目の前にある昭和チックのスナックだったよ。
"いらっしゃ~~い"
ん~ん、たしかにゲイの口調だわ(笑)
常連のような客が二人。ソミンも去年からたまに来るようになったらしく、ゲイのマスターとは友だちのようだ(笑)
早速、日本酒を飲むオイラとソミン。しかも、利き酒のようにいろいろなお酒を胃袋に流し込んだ。
まるで、アル中選手権大会のようだ(笑)
途中、ゲイのマスターとも話をした。独特の口調だけど、ゲイのイメージは変わったよ(^.^)
まあ、いろいろな人がいてもいいのでは。
マスターに聞いてみた。
『オイラって、ゲイに見える?』
『お兄さんは女好きよ、あたしはわかるわ』だそうです(笑)
んで、突然、ソミンが写真撮ろうと言い出して、"パチリ!"
帰りにも、もう1枚。
日記に載せると言ったら、
『顔はダメ、絶対、顔はダメだからね~~~』と言われた。
きっと、裏の世界の人間なんだろう(笑)
帰り、駅前でバイバイしようとしたら、
ソミンがいきなり、
『ねっ、もう、今日限りなんでしょ!もう、絶対さあ、あたしと一緒にご飯食べたりしないよね! ねぇ!!!』と、なぜかプチオコだし(((((((・・;)
オイラ、機嫌悪い顔でもしたかい?(@_@)
『そんなことないよ、どうしたの?』はい?
『じゃあ、来月も食べようね!』感情が全く読めません(笑)
『いいよ』
『じゃあ、来月は馬車で来てね! あたし、お姫様なんだから!』はい?
と、捨てゼリフを言い残して、暗闇の路地裏をママチャリで帰った(笑)
後ろ姿がなんか可愛いく見えたりして(笑)
『ん? ソミンはどんな人なの?』って?
あれだよ、ざっくばらんな女で裏表がなくていい人だよ。
そして次の日の朝にラインで動画がきた。
『しんちゃん~~~、昨日はありがとう♪ 楽しかった~~~。また美味しいお店に連れて行ってね!』
なんか、いい女に見えてきたし。
うん。うん。
そして、
その気持ちのやり場に困った自分がいたくらにして……
なぜなら、
その動画の最後に……
子供の声がかすかに聞こえたから……
『ママ~~~、お腹すいた~~~』
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